薄々思われている方もいらっしゃると思いますが、作品のネーミングはかなり適当でその場のフィーリングに任せている所が多々あります。
こちらのデザインは中央にGuevaraの遺体画像を2階調したものの両サイドに引き延ばした逆五芒星そして額にも逆五芒星を配置しています。
上部にはロシア語で「立ち入り禁止」を意味する「ВХОД И ВЪЕЗД ЗАПРЕЩЕН」の文字。この文字はチェルノブイリの近辺に建てられた看板を2階調したものを使用しています。:画像1 なぜこの言葉をチョイスしたのかと言うと単純に文章の中で3が使用されており、チェルノブイリと言う退廃的な世界観の入り口にそれがあったからです。更に逆五芒星を3つ配置することで言葉との少しばかりの関連性と「立ち入り禁止」の意味の捉え方の変化を楽しめるようにしています。
下部には「صفر ثلاثة صف 」「030」をアラビア語にして配置しています。この言葉のチョイスは私のInstagramのユーザーネームから由来しています 。(IG @0.3.3.3.3.3.0)それを簡略化したものです。
このTシャツにはひとつエピソードがあります。
このTシャツを着てあるイベントに来ていたのですが、イベントのカメラマンの方がこのTシャツに興味を示してもらいました。彼は海外の方で日本語を流暢に話される方でした。やはり海外の方となると日本人の方よりも逆五芒星などといったシンボルに嫌悪感を示す方がいらっしゃいます。
怒られるかなと身構えたのですが、彼に目に入ったのは下部に配置したアラビア語のようでした。
「このデザインすごく好きだよ」と言っていただき、私は肩をなでおろしました。
いわば「不謹慎なデザイン」を身に着けているとヒヤヒヤしながら存在しないといけないので
このスタイルは長続きしないと考えもしています。
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